パイルズ ネクスト ドア~地獄列車~

パイル刑事 タオル

嗚呼、この数ヶ月というもの
私は、まるで陸に上がった河童のようだった。

西から東、そして各方面へ、戦場は
火花を散らせ、焼け野原と化す。

いつか私の頭の皿は干上がり、ひび割れ
最後は白い粉となって、宇宙へ舞い上がるだろう…。

パイル刑事です。

人には人の乳酸菌 道がある。

パイルにだって色々ある。

「吸水性を失うくらいなら、死んだ方がマシさ」
とパイル王は言った。
それは孤独な彼の最期の叫びだったかもしれない。

ある者は月へ還り、ある者は太陽へと向かうなか
誰にとっても、次の扉を開く時が来ている。

私は馬から降り、次の列車を待つことにしよう。

じゃ、また。

パイル…ネクストアゲイン。

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